旅
旅することを終活のライフスタイルに考えている人は多いと思います。
充実した旅には、計画と並んでたいせつなのがリスク対策ですが、計画だけを立ててリスク対策をせずに万一の際に困らないように次のようなリスク対策は最低限こころがけたいものです。
リスク対策としては、次のことをこころがけるだけでもかなり違います。
①防寒対策
真夏でも防寒下着(上下)+手袋+重ね着用靴下を携行
*夏でも山間部だけでなく平地でも夜間は寒くなりますので、寒さ対策の有無は生死にかかわります。
②災害対策
GPS機能付き端末(携帯・スマホ)を携行。バッテリーバックアップは2~3日分、携帯食1~2日分(カロリーメイト)
*携帯やスマホは機能よりも通信エリアの広さで選択することをおすすめします。
③暗所対策
防水小型懐中電灯を携行
*バッテリー消耗が激しいので携帯やスマホを懐中電灯代わりにするのは危険です。
④ID対策
健康保険証を携行
*血液型や常用している薬、アレルギー有無を記載したシールを貼っておくとなおいいです
⑤保険書類
加入している保険関係の書類のコピーを携行
*かさばる場合、縮小コピーをして携行します。
また、天候が思わしくない場合は、キャンセル料がかかっても旅を断念する勇気が大切です。過去の事例では、旅を断念する決断をしなかったことがその後の運命をわけています。
また、ツアーに参加する場合でも、これまでの事例から考えて、一旦、事故が発生するとツアー会社の補償を受けることはあまり期待できません。ツアー会社が保険に未加入であったり、補償額が大きいとツアー会社の支払能力を超え倒産してしまうツアー会社もあり、こうしたケースでは損賠賠償請求のための裁判を起こしても裁判費用がかかるだけでなく、時間もかかり、精神的負担が長期に亘ってしまうので、万一の時の補償はツアーに参加する側自らが最悪の事態に備えた準備をしておくという割り切ったリスク対策をしておくのが望ましいリスク対策です。
見落としがちなリスク対策もしっかりした計画を立て終活のライフスタイルとして旅を楽しむことをおすすめします。
(終活人は、終活とライフスタイルの研究するプライベートラボラトリー、研究テーマは、終活と住まい 家族信託 相続 老後のライフプラン 終活とIoT です)