終活人 | 終活の「?」健康法
終活のライフプラン、終活のライフスタイルを豊なものにするためにも健康は大切。とりわけ「体幹」と「能」の健康維持は重要な課題です。
世の中、様々な健康法があります。例えば、ジムに通うのもひとつの方法。でも、毎月の費用負担を考えると誰にでも続けられるわけではないので、月謝負担などが発生しない費用対効果を考えた健康法がないものかと誰しもが思います。
誰にでも無理なくできそうで費用もあまりかからず効果が大きい健康法、紹介します。
「体幹」トレーニング
記憶している限りでは、「体幹」トレーニングという言葉が一般化したのは、サッカーの長友選手が小さい身体で身体の大きい選手に対峙するための「体幹」トレーニング基本としているということをテレビのインタビューで答えてからではないでしょうか。
長友選手以前は、スポーツ選手やスポーツファンの間ではハンマー投げの室伏選手が工夫凝らしたトレーニングで「体幹」を鍛えているというのが知られていました。
しかし、スポーツ選手と同じ「体幹」トレーニングを普通の人が出来るわけでないことも事実です。
スポーツ選手のようなハードな「体幹」トレーニングでは、終活に関心の高い世代の人が取り組んでも10人に1人くらしかおなじようなできないかもしれないし、それ以前に継続できないかもしれません。
そこで、足腰が弱い方でも出来るボールを使った「体幹」トレーニングがおすすめです。(但し、既に足腰に疾患があり病院に通っている方は、医師に相談してからトライください)
ボールの大きさは直系65cmくらい、エクササイズ用であればOKです。
大切な点は、エアー(空気)は9割程度にしておくことです。パンパンだと転倒事故につながるのでエアー満タンではなく、エアーが少し抜けているなと感じるくらいがちょうどいいです。
ボールの準備ができたらその上に腰を下ろします。万一の転倒に備えて前後左右は転倒した場合でも身体をぶつけないようにスペースをとるかあるいは座布団などでぶつかっても衝撃を受けないように準備します。
足は滑りにくいように、人によっては素足の方がいいです。(靴下はすべるので危険です)
ボールの上に腰かけた状態(写真1)で膝を前の方にせり出します。(写真2)最初は無理せずゆっくりと、少しづつ膝を前方にせり出し、両足の外側から袋はぎにかけて筋肉の痛みがしたらそこで膝を引き戻し、元のようにボールに腰かけた状態(写真1)に戻ります。これを繰り返します。
慣れてきたら膝を前方に出すときに身体をのけぞるようにすると負荷が増し足の前面部分の筋肉がつきます。この筋肉は歩く時にももを上げる筋肉で大切な筋肉なので、毎日、取り組むことが大切、1セット10回、これを時間をおいて1日3セット続けると、個人差はあるもののだいたい1週間くらいすると「体幹」というのがなんであるのかわかるくらいに効果が出てきます。
必要な費用は最初にボールを購入するだけ、後は、月謝もいらず、テレビを観ながらでもできる気楽さで「体幹」トレーニングができるのでお勧めです。
「能」トレーニング
一般語になった能トレーニング、略して能トレ。
例えば、最近のテレビでは画像の一部が変化して、その変化に気づくかどうかなどをゲスト出演者に競わせる番組などがありますが、能の専門家によると、身体と能の両方を効果的に鍛えることができれば認知症予防のためにはより効果的ということらしく、単に頭だけでなく身体を全体を使って脳を鍛える方法が望ましいそうです。
そこで、効果的なのが佐渡発祥の「エクサドン」。身体を全部を使って行う能トレーニングとしては能の活性化のためには最高レベルの効果があるとテレビでも紹介されました。
ただ、「エクサドン」は太鼓をたたくトレーニング。どの家にも太鼓があるわけでもなく、いろいろ試してみたもののしっくりしないので、木桶やバケツも試してみましたがなんとなく「違う」ような気がしました。
それで市販の太鼓を探してみるとそれほど高額でもないので、本格的に「エクサドン」をする人は太鼓を購入するのがいいかもしれません。ただ、音がでるので対策しては足拭きマットで消音をして近隣に配慮をした方が無難です。
(終活人は、終活とライフスタイルの研究するプライベートラボラトリー、研究テーマは、終活と住まい 家族信託 相続 老後のライフプラン 終活とIoT です)