相続

辞書を引いてみると、相続とは「法律で、人が死亡した場合に、その者と一定の親族関係にある者が財産上の権利・義務を承継すること。現行民法では財産相続だけを認め、共同相続を原則とする。(出典:デジタル大辞林)」とあります。

相続のパターンは、大きく分けて次の3パターンになります。

1.マイナス財産(=借金)がプラス財産(現預金や家等)を上回る場合

2.マイナス財産(=借金)がプラス財産(現預金や家等)を下回る場合

3.マイナス財産(=借金)0、プラス財産(現預金や家等)だけの場合

上記の1~3のうち相続税負担の可能性がある相続は次の2つです。

2.マイナス財産(=借金)がプラス財産(現預金や家等)を下回る場合

3.マイナス財産(=借金)0、プラス財産(現預金や家等)だけの場合

 

相続関連の書籍・雑誌を見ると、必ずと言っていいほど、相続税に関する記述がありますが、実態としては、相続税を負担する相続は相続全体の8%程度です。

 

これは、ほとんどの相続の相続財産が基礎控除内のため、相続税負担が生じないためです。

(基礎控除)

①法定相続人が1人 3,600万円 例:配偶者のみ

②法定相続人が2人 4,200万円 例:配偶者と子1人

③法定相続人が3人 4,800万円 例:配偶者と子2人

④法定相続人が4人 5,400万円 例:配偶者と子3人

⑤法定相続人が5人 6,000万円 例:配偶者と子4人

例えば、70歳男性の方が自分の相続を考える時、妻と子2人がいる場合、上記の③により基礎控除は4,800万円ですので、この男性の相続財産は4,800万円を超えなければ相続人である妻と子2人が相続税を負担することはありませんが、相続を考える上で、大切なのは自分の財産がどの程度のものであるのかをきちんと把握しておくことが大切です。

相続財産を把握するために必要な資料は次の通りです。

1.現金・預金

  現金

​  預金

2.自宅

  固定資産税納付書(毎年5月頃に市役所から送付されてくる納付書)

​  ※購入時資料一式(売買契約書や建築確認資料)

3.生命保険

​  生命保険証券

4.その他財産

  車・・・・・・・・車検証(写)

  株式/有価証券・・保有株式・有価証券一覧表  など

5.借金

  返済表

  返済完了資料 ← ※重要

​上記資料は、自分で用意できるものですので、早めに準備して、相続税の負担の有無、相続財産の分け方などを考えることが大切です。

「炎上相続」(上)(下)

一般的に相続争いは「争族」という表現がされてきました。しかし、争いの原因は家族・親族という「族」間のことだけではなく、その原因は様々です。

そのため、著者は、相続争いを「炎上相続」という言葉で表現しました。残された家族間で相続が炎上相続になるのは避けたい。炎上相続(上)炎上相続(下)は、実例をもとに、一般家庭の方の相続が炎上相続にならないようにするためのポイントをわかり易く解説しています。アマゾンで販売中

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