終活と住まい

イメージ先行の終の棲家は危ない

 

終活相談を受けると、「終の棲家として〇〇などはどう思いますか?」という住まいの相談を受けることがあります。

辞書では終の棲家とは、「最後まで生活する場のこと」ととありますが、少し言葉をつけたした方がよりわかり易いと思います。

 

「​終の棲家とは、その人が自分の意志で人生の最後まで生活する場として選んだ場所であり、また、その人が望む生活が叶う場所である」というように考えた方がしっくりすると思います。

終の棲家、あたかも理想郷であるように私たちの心に響きますが、落とし穴があれば、その人が望む生活が叶わないので、そこは、終の棲家ではないのではないということです。

毎週土曜日の「人生の楽園」というテレビ番組があります。

 

ナレーションを西田敏行さんと菊池桃子さんが務めていて、番組では、毎回、日本の様々な場所で自分なりに理想の暮らしをしている人々の生活を放送しています。 

 

この番組を将来の自分の姿を重ね合わせて観ている方もいると思います。

人生の楽園」の主人公は、農業やパン屋さんなどの事業を営みながら暮らしている人が主人公であることが多いので、日常生活を送るための終の棲家ということとは少し趣が違うかもしれませんが、「〇〇さんは、元〇〇の経営者、引退後は〇〇の地でゆっくりと生活をしたいと思いここに移り住みました」とか「△△さんは、元々はここの出身、地元の学校を出て東京の会社に就職、退職後、再びこの地に戻ってきました」など西田敏行さんが紹介する登場人物のプロフィールしますが、この紹介のくだりが、私たちが日常生活をおくるだけの自分の終の棲家を考える時に参考になりそうです。

​個人的には、2つのパターンがあるように思います。

 

例えば、ある主人公は奥さんの家業をつぐかたちで暮し始めたなどの場合、奥さんの実家の周辺にいる同級生などと旧交を温めながら暮して行くことができるので、見ず知らずの土地に突然行って終の棲家としての暮らしをスタートするよりも安心です。

そのようなことを考えると、55歳を終活のスタート地点と考えて将来の住まいをイメージする場合、無理せずにご近所づきあいが出来て地域に溶け込めるような暮らしを維持できるところを自らの終の棲家として考えた方が無難ということになりそうです。

団地という選択肢

​終の棲家ということで参考になりそうなこととして

​ 

住まいを考える時、持家にするか賃貸にするかということがあります。

持家ならば自分の資産になる一方、メンテナンスにかかる費用がかかります。

​反対に賃貸の場合、老後になり年金生活を迎えた後、賃料を払っていけるかどうかという

ひとくちに団地と言っても建てられた年数や間取り、広さなどいくつかの種類があります。

空家バンクの活用

空家が多くなると地域の衰退が衰退を加速させてしまうため、「空家バンク」を設け積極的に空家をなくす活動をしている自治体は少なくありません。 一般社団法人 移住交流推進機構のWebサイトでは、それらの物件を確認できますが、情報更新の関係で既にないという場合もあるので、一般社団法人 移住交流推進機構のWebサイトから各自治体のWebで最新の空家情報を入手します。

 

自治体の空家バンクの物件は、相場での売買や賃貸物件ですので、「安い」わけではありません。

 

しかし、自治体が関与している物件なので、自治体が実施している住まいに関する助成金が受けやすい面があるのも事実ですし、仮に知らない土地だとしても、自治体を通じた地域のコミュニティとの関わりも自分でいくよりも楽な面もありそうです。

また、自治体によっては、空家バンクツアーなどを行い、いくつかの物件を見学することもできるので、そういうものを利用して住まいを選ぶこともできます。

 

した方を通じて

、そこでの将来の暮らしが成り立つように準備をすることが「​終の棲家とは、その人が自分の意志で人生の最後まで生活する場として選んだ場所であり、また、その人が望む生活が叶う場所である」ということを考えると一番

 

(終活人は、終活とライフスタイルの研究するプライベートラボラトリー、研究テーマは、終活と認知症、終活と住まい 家族信託 相続 老後のライフプラン 終活とIoT です)

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